部屋を丸ごと防音室!?
ハイレベルでの「防音」と「音場」の両立。理想の防音環境を実現する、アビテックス、AFEシリーズ。
「防音レベル」と「音場レベル」をそれぞれ選択。ニーズに最適な防音環境を、自由に設計できます。
防音室の用途には、ピアノのレッスン室やAVルームなどさまざまなものがあるため、個人によって必要とする防音環境は異なります。アビテックスでは、3つの防音レベルと、2つの音場レベルを設定しています。ご希望の「防音レベル」と「音場レベル」を組み合わせることで、お客様のニーズに最適な防音環境を提供いたします。
フリータイプAFEは用途や設置環境に応じて3種類の遮音性能(防音性能)をご用意。
防音レベル | 用途 | 備考 |
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Dr-30 | フルート、オカリナ、趣味のコーラス、クラシックギター、マンドリン、ウクレレ、ゲーム、テレワーク等 | 高音域がメインの楽器や、あまり大音量ではない楽器向け。 |
Dr-35 | ピアノ、ヴァイオリン、ボーカル、アコースティックギター、DAW、配信、ゲーミング(声) | 最もスタンダードな仕様。 |
Dr-40 | 管楽器、チェロ、エレキギター、レコーディング、ミキシング、ピアノレッスン等の業務用 | マンション等のRC造向け。一戸建てへの設置は補強が必要。 |
「防音室は響きが良くない」「耳が痛くなる」「演奏しにくい」といった問題はアビテックスフリータイプ AFEには当てはまりません。
全てのモデルには音場天井パネルが標準装備。天井全体での吸音効果により、過度な響きを押さえ耳障りの良い空間が確保されています。
オプション選択が可能な「ハイグレード音場仕様」ではヤマハ調音パネルが配置され、こもりやすい低音から中音までをコントロール。演奏の微妙なニュアンスを表現するのに適しているだけでなく、DAW等のレコーディング用途や、ハイエンドオーディオなどのプロフェッショナルなニーズにも対応した空間を創造します。
フリータイプ AFEは一見「部屋に防音材を取り付けている」ように見えますが、実は完全に独立した防音室です。
建物の壁に負荷をかけない小屋組み方式で、地震等への安全性も確保されています。
床は防振ゴムで防音室全体を浮かせる浮床方式。
壁や天井は設置室から空気層(すき間)が設けられています。
使用されている遮音パネルは薄型で高い遮音性能を実現しており、部屋のサイズ感を極力損なわずにハイレベルな遮音が可能です。
お部屋の形状をそのままに設計
マンションには柱型や梁型があるため、セフィーネNSなどの定型タイプはデッドスペースの原因になります。お部屋の間取りをできる限り有効活用したい方にはフリータイプ AFEがお勧め。 お部屋の形状をできるだけ変えずに、閉塞感のない空間作りを実現します。
ユニットタイプとスペース効率を比較してみると?
図例の間取り図では表記上「6畳」ですが、柱型・下り天井・クローゼット・内開きドアの影響もあり、セフィーネNSでは2.5畳タイプまでしか設置する事ができません。(ドアを撤去した場合でも3.7畳タイプが最大寸法です。) 残りの空間は通路として使えますが、家具を置くほどのスペースは残りません。
もとの部屋のサイズや形状を最大限生かしたレイアウトが可能なので、図例では5.2畳タイプが設置可能です。
入口は防音ドアで繋がっているため、防音室は建物との一体感が出ます。(防音室の外側が見えません)
既存の窓に合わせて防音サッシを取り付けるため、室内も暗くならないのがメリット。
「窓」は音漏れは最も気になる部分です。
フリータイプ AFEでは既存の窓にインナーサッシを取り付けて防音性能を確保。採光性や日常の出入りには影響を与えずに、ハイレベルな遮音を可能にしました。インナーサッシは遮音性能に応じて1枚(Dr-30)、2枚(Dr-35)、3枚(Dr-40)と追加していきますが、弊社では厚手のガラスを使って枚数を減らす事もご対応可能です。
「ドア」はヤマハ防音ドアを採用。
ラグジュアリーな外観と業界最高水準の遮音性能を誇ります。
フリータイプ AFEの内装はクロス(壁紙)仕上が基本。
他の部屋と同じクロスを使用して一体感を出したり、一面のみ色を変えるアクセントクロスにも対応します。
床材にはフローリング、カーペットなど、用途に応じた様々なアレンジが可能です。
性能と居住性を兼ね備えた最高峰の防音室
楽器の練習、レッスン、動画配信、ホームシアター。
音楽を生活の一部にするなら、居住性の高い防音室を選びたいもの。
高水準な防音だけでなく、インテリアにもこだわりたい。そんなワンランク上の防音室をカタチにする、アビテックスフリータイプ AFE。
タイプで選べる防音室