アビテックスフリータイプ施工事例 陽の光が舞い降りる開放的な音楽室(4.7畳 / Dr-35 / マンション)

遮音性能Dr-35(防音室単体)
天井高2,191mm(標準壁高)
開口部腰窓サッシ、掃出サッシ
建物条件マンション(RC造)和室4.5帖+押入
広さ4.7畳
音響ハイグレード音場(天井吸音+調音パネルTCH)
基本色ホワイト
用途アップライトピアノ他

ファミリーマンションには和室がよく備わっていますが、長年使用していると畳が傷んできたり、他室のインテリアとの整合性などもあり「使いづらい」ケースがよく見られます。
「家族で自由に楽器を楽しみたい」というオーナー様の夢を叶えるため、和室と押入をまるごと防音室にリフォームさせて頂きました。

リビングから見たところ。大型の2重サッシ配置により防音性と居住性を確保しています。
元々は和室なので襖(ふすま)で部屋を仕切っていたのですが、襖枠ごと撤去して、防音室とリビングを繋ぐ大型の窓枠を渡しました。
窓枠を上から見たところ。サッシの間をじゅうぶん離す事で高い遮音性能を確保します。このスペースに観葉植物を置くのも良いかも知れませんね。
和室なので押入と天袋が取り付けられていたので、これも解体する事で、防音室を約1畳広くする事ができました。
押入のあった部分にアップライトピアノを設置。形状の関係が音が反響しやすいため、調音パネルTCHを3枚設置して、響きを整えています。
腰窓は1重サッシを追加。建物側のサッシとかなり離してあるので遮音性能も万全です。出窓風なのでここにも観葉植物を置きたくなります。
ベランダ側は2重サッシを追加。ベランダとリビングからは自然光がたっぷり入るので快適そのもの。防音室は閉鎖的なイメージがありますが、フリータイプならこういうプランも可能です。
フローリングはウッドワン製のものを採用。防音室は元のお部屋よりどうしても狭くなってしまいますが、白系で統一する事で開放感が得られます。

その他の施工事例は施工事例集にて紹介しております。