豊富なバリエーションが選べるヤマハ・アビテックスシリーズ。

選べる3プラン

ユニットタイプ「セフィーネNS」

ヤマハ ユニット型防音室の最新モデル「セフィーネNS」では、これまでの防音性能にプラスして「室内の響き=音場性能」にまでこだわり、ご使用者が気持ちよく防音室LIFEをお送り頂けるよう、ヤマハの最新音場技術が惜しみなく投入されています。

こんな方におすすめ

・賃貸物件に住んでいる
・転勤や引越しが多い

・小型のものが欲しい

・使用しなくなったら中古売却したい

  • タイプ毎の販売価格が分かりやすく、予算が分かりやすい。
  • 納品から組立まで、凡そ半日程度で完了。
  • 解体後に再度組立が可能な為、移設や中古回収が可能な場合が多い。
  • 部屋の間取りや建具の位置によって、置ける広さが限定される場合が多い。
  • オプション追加窓はFIXタイプ(サイズ固定)のみ
  • ドアのタイプは片開きタイプのみ
  • 外装、内装のデザインは変更できない。

9タイプから選べる広さ(畳数)

ヤマハの防音室『セフィーネNS』は防音室の外形寸法をもとに下記の広さが設定されています。設置室寸法や用途に応じて適切なものを選べます。
※寸法は概寸です

0.8畳
品番:AMD08
ボーカル、ギター、管楽器の個人練習用。
ドアは外開きのみ。
床は底床パネル構造。
エアコン設置不可。

1.2畳
品番:AMD12
動画配信に使える最低限の広さ。テレワークやWEB会議にも。
ドアは外開きのみ。
床は底床パネル構造。

1.5畳
品番:AMD15
2名入れる最低限の広さ。DAW、コンパクト型電子ピアノなど設置可能。
ドアは外開きのみ。
床は底床パネル構造。

2.0畳
品番:AMD20
アップライトピアノ、電子ピアノ、エレクトーンの個人練習用。
床は浮床構造。

2.5畳
品番:AMD25
アップライトピアノ、電子ピアノ、エレクトーンの個人練習/レッスン用。
床は浮床構造。

3.0畳
品番:AMD30
グランドピアノ(C1~C3サイズまで)の個人練習用。
床は浮床構造。

3.5畳
品番:AMD35
グランドピアノ(C1~C7サイズまで)の個人練習用。
床は浮床構造。

3.7畳
品番:AMD37
グランドピアノ(C1~C3サイズまで)の個人練習/レッスン、
アップライトピアノとエレクトーン同時設置、簡易スタジオなど。
床は浮床構造。

4.3畳
品番:AMD43
グランドピアノ(C1~C7サイズまで)の個人練習/レッスン、
アップライトピアノとエレクトーン同時設置、簡易スタジオなど。
床は浮床構造。

2タイプの天井高

ヤマハの防音室『セフィーネNS』には2種類の本体高さが用意されてり、用途により選べます。

※ 0.8畳は標準壁のみのラインナップです。
※ 設置場所の天井高や下がり天井(梁型、カーテンボックス)などの条件によって設置の判断が必要です。

標準壁
品番:AMD***H
外寸高さ約2.1M
ほどんどの楽器の立奏に対応。

高壁
品番:AMD***C
外寸高さ約2.3M
バイオリンの立奏やコントラバスに対応。
※0.8畳タイプは標準壁のみ

2タイプの防音性能(遮音性能)

ヤマハの防音室『セフィーネNS』の防音性能については、JIS規格で規定されている遮音等級に基いた「Dr値」で表されます。
「Dr-〇」に入る数字が大きいほど音を止める性能が高くなりますが、その分防音室本体も重くなる傾向があり、設置場所によっては注意が必要です。

防音性能概要
Dr-35最も一般的に普及している遮音性能。マンションでのピアノ使用など。品番:AMDB***
Dr-40管楽器やエレキギターなど大音量楽器、自宅レッスンなど業務用途。戸建てへの設置は難しい場合あり。品番:AMDC***

遮音グラフ


防音室の遮音性能「Dr-〇」は「500ヘルツ附近の音が〇デシベル下がる」事を意味していますが、特性上、高い音ほど音がよく止まり、低い音ほど音が漏れやすい傾向にあります。
JIS規格では「低音から高音まで、それぞれ何デシベル音を止められるか」について基準を設けており、市販の防音室はその基準をもとに性能表記されています。
セフィーネNSの遮音性能は、JIS規格の基準値よりも性能が大きく上回っています。(下記グラフ)

※メーカー実験室での測定値を元にしています。設置場所や建物条件により性能値は異なります。
※鍵盤の音程はA=440ヘルツを基準にした目安です。楽器により周波数特性が異なるため、実際の遮音性能とは異なります。

その他、CEFINE NSおすすめポイント

すべてのモデルに付属する「調音パネル」で響きの調整が、より細やかに

階下への高い遮音性能

追加ドアの取付が可能

耐震性能

セフィーネNS(ユニットタイプ)設置について

設置可能な建物側の寸法・条件

防音室設置にはカタログ表記の防音室本体寸法に加え、下記の空気層(すきま)を設ける事が必要です。防音室を建物の壁や天井に接触させる事はできません。

<寸法条件>

  • 全ての壁面より50~60mm以上
  • 防音ドア(外開き)取付面より650mm以上
  • 換気扇取付面より(換気扇を外付けする場合)500mm以上 ・(換気扇を内付けする場合)150mm以上
  • 防音室全高より建物天井まで80mm以上(感知器・照明位置等の条件により変動)
  • エアコン取付面100mm以上(配管経路等の条件により変動、エアコン後付けの場合は広めの隙間が必要)
  • フローリングに設置する場合は原則的にそのまま設置可能ですが、建物条件や築年数によっては別売の調整ライナーが必要です。
  • (2.0畳タイプ以上のみ)畳、絨毯、厚手のビニールタイル等の柔らかい床材の上に設置する場合は、別売の底床パネルが必要です。
  • (2.0畳タイプ以上のみ)集合住宅等の2F以上に設置し、防音室内でピアノ等を使用する場合は、階下遮音対策として別売の高剛性床パネルが必要です。
  • 屋外や傾斜のある場所には設置できません。屋内駐車場など土間コンクリートの上への設置に関しては別途ご相談下さい。
  • 建物条件によっては設置室の耐荷重量を超える場合があります。カタログ表記の重量を参考に設計・施工業者様にご確認下さい。
  • 防音室を長年設置した場合、建物床や壁面等に設置痕が残る場合があります。(撤去時の現状回復費用が発生する場合がります)
  • 防音室本体と、壁・天井との間には隙間が生じます。隙間部分を隠すオプション工事に関しては別途ご相談下さい。

<電設・防災>

  • 防音室本体の電源は建物側のコンセントを使用します。(手で抜差し可能な場所のみ)
  • 照明は天井引掛タイプを1ヵ所設置可能です。照明器具本体はオプション照明をご購入頂くか、一般電機店でご購入下さい。
  • エアコン設置は原則的に防音室設置との同時作業となります。エアコン本体はお客様にてご用意または当社手配が可能です。(100V/2.2kW/2分3分配管/壁掛タイプ/自動掃除など付加機能の無いもの/室外機までの距離が長い場合は2.2kW以上の能力が必要)建物側の配管穴位置、配管経路、室外機置場については下見が必要です。建物側の配管スリーブ位置によっては排水を室内でポリタンクで受けるか、別途ドレンポンプを取り付ける必要があります。エアコンを設置する場合は別途専用回路(コンセント)が必要です。分電盤からの回路増設、回線延長、引込みが必要な場合は、別途工事が必要です。
  • 戸建住宅の場合は外壁にエアコン用配管穴開けを行う事も可能ですが、外壁タイル仕上げ・コンクリート壁の場合は別途料金が発生します。マンション等の集合住宅の場合、外壁は共有部分となるため原則的に穴開けは行えません。
  • 消防法により防災機器の取り付けが義務付けられています。集合住宅の感知器やスプリンクラーの移設・増設工事に関しては管理会社・消防署・指定防災業者との事前協議・申請が必要です。
  • 犬、猫を飼われている場合、防音室の電源コードを噛んでしまう事がありますので、市販のコード保護部材の使用をおすすめします。

<納期・工期・他>

  • 防音室本体の納期はご発注後約4週間です。(年末年始、夏季休業時除く)
  • 組立及びエアコン設置工事は通常1日以内に完了します。
  • 防音室の部材は大型パネルが含まれるため、搬入経路(エレベーター・階段・作業用クレーン等)の確保が必要です。
  • 設置工事に際して資材仮置場、作業用電力、用水、その他仮設物等はご支給願います。また可能な限り駐車場所を確保願います。
  • 夏季の場合は作業員の熱中症予防のため、休憩を多めに取らせて頂いたり、エアコンの運転をお願いする場合があります。
  • 賃貸物件の場合、住宅管理会社や家主様に防音室設置の可否についての事前確認をお願いします。
  • マンションなど集合住宅の場合、管理会社様・管理組合様・防災設備会社様との事前協議や、各種許可申請等が必要になる場合があります。(管理規約等をご確認下さい)
CEFINE NSについてもっと詳しく知りたい方は製品説明ページへ

自由設計型「アビテックス フリータイプ AFE」

お部屋の形や窓はそのままに、可能な限りスペースを広く取りたいとお考えの方にお勧めです。
ユニットタイプと違い、自由な設計プランニングが可能ですので、多種多様な防音室の活用方法をご検討頂けます。

こんな方におすすめ

・分譲物件、自己所有物件に住んでいる

・転勤や引越しを予定していない

・大型のものが欲しい

・室内の響きにもこだわりたい

・インテリアや居住性を重視したい

  • 間取りに合わせた設計ができる為、可能な限り防音室内の広さを確保することができる。
  • 好みに合わせた内装設計ができる。
  • 開閉可能なサッシや窓を設置できる為、お部屋の居住性能を活かした設計ができる。
  • 長時間の使用でも居心地よい空間が得られるように、音場設計ができる。
  • 一部材料をお部屋にビスやボルトで固定する必要がある。(解体後の内装リフォームが必要)
  • 個々に合わせた材料設計をする為、防音室解体後の移設など再利用が出来ない。

部屋をまるごと防音室に

楽器の練習、レッスン、動画配信、ホームシアター。
音楽を生活の一部にするなら、居住性の高い防音室を選びたいもの。
高水準な防音だけでなく、インテリアにもこだわりたい。
そんなワンランク上の防音室をカタチにする、アビテックスフリータイプ AFE。

お部屋の形状はそのままに

マンションには柱型や梁型があるため、セフィーネNSなどの定型タイプはデッドスペースの原因となります。 もっとお部屋を有効活用するならフリータイプ AFEをお選び下さい。 お部屋の形状をできるだけ変えずに、閉塞感のない空間作りを実現します。

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セフィーネNSとスペース効率をマンション洋室で比較してみると?

セフィーネNSを設置した場合

間取り図では表記上「6帖」ですが、柱型・下り天井・クローゼット・内開きドアの影響もあり、セフィーネNSでは2.5畳タイプまでしか設置する事ができません。(ドアを撤去した場合でも3.7畳タイプが最大寸法です。)
残りの空間は通路として使えますが、家具を置くほどのスペースは残りません。

フリータイプAFEを設置した場合

もとの部屋のサイズや形状を最大限生かしたレイアウトが可能なので、フリータイプAFEでは5.2畳タイプが設置可能です。
入口は防音ドアで繋がっているため、防音室は建物との一体感が出ます。(防音室の外側が見えません)
既存の窓に合わせて防音サッシを取り付けるため、室内も暗くならないのがメリット。

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開放感と遮音を両立する開口部

窓からの音漏れは最も気になる部分だから、フリータイプ AFEでは既存の窓にインナーサッシをプラス。
採光性や日常の出入りには影響を与えずに、ハイレベルな遮音を可能にしました。
遮音性能に応じて1枚(Dr-30)2枚(Dr-35)3枚(Dr-40)と追加していきますが、三木楽器なら厚手のガラスを使って、枚数を減らす事も可能です。
ドアにはヤマハ防音ドアを採用。ラグジュアリーな外観と業界最高水準の遮音性能を誇ります。

内装にもこだわりを

フリータイプ AFEの内装はクロス(壁紙)仕上が基本。
他の部屋と同じクロスを使用して一体感を出したり、一面のみ色を変えるアクセントクロスにも対応します。

床材にはフローリング、カーペットなど、用途に応じた様々なアレンジが可能です。

ヤマハの技術を結集した遮音性

フリータイプ AFEは一見「部屋に防音材を取り付けている」ように見えますが、実は完全に独立した防音室。
建物の壁に負荷をかけない小屋組み方式で、地震等への安全性も確保されています。
床は防振ゴムで防音室全体を浮かせる浮床方式。
壁や天井は設置室から空気層(すき間)が設けられています。
使用されている遮音パネルは薄型で高い遮音性能を実現しており、部屋のサイズ感を極力損なわずにハイレベルな遮音が可能です。

3タイプから選べる遮音性能

フリータイプAFEは用途や設置環境に応じて3種類の遮音性能(防音性能)をご用意。

遮音性能用途備考
Dr-30フルート、オカリナ、趣味のコーラス、クラシックギター、マンドリン、ウクレレ、ゲーム、テレワーク等高音域がメインの楽器や、あまり大音量ではない楽器向け。
Dr-35ピアノ、ヴァイオリン、ボーカル、アコースティックギター、DAW、配信最もスタンダードな仕様。
Dr-40管楽器、チェロ、エレキギター、レコーディング、ミキシング、ピアノレッスン等の業務用マンション等のRC造向け。一戸建てへの設置は補強が必要。

遮音性能グラフ

※メーカー実験室での測定値を元にしています。設置場所や建物条件により性能値は異なります。
※鍵盤の音程はA=440ヘルツを基準にした目安です。楽器により周波数特性が異なるため、実際の遮音性能とは異なります。

ワンランク上の音響性能

「防音室は響きが良くない」「耳が痛くなる」「演奏しにくい」といった問題はアビテックスフリータイプ AFEには当てはまりません。
全てのモデルには音場天井パネルが標準装備。
天井全体での吸音効果により、過度な響きを押さえ耳障りの良い空間が確保されています。
ハイグレード音場仕様ではヤマハ調音パネルが配置され、こもりやすい低音から中音までをコントロール。演奏の微妙なニュアンスを表現するのに適しているだけでなく、DAW等のレコーディング用途や、ハイエンドオーディオなどのプロフェッショナルなニーズにも対応した空間を創造します。

フリータイプAFE施工事例集

自由設計型防音室をご検討の方へ、設置事例ページを公開しています。

あなたにぴったりのセフィーネNSが見つかる。