アビテックスフリータイプ施工事例 音響面にも配慮した理想空間(5.7畳 / Dr-35 / 戸建て)

遮音性能Dr-35(防音室単体)
天井高2,191mm(標準壁高)
開口部ドア×2、腰窓サッシ
建物条件新築戸建(木造)洋室6.5帖
広さ5.7畳
音響ハイグレード音場(天井吸音+調音パネルTCH)
基本色ホワイト
用途グランドピアノ

防音室は音が外に漏れにくくなる反面、本来は屋外に漏れるはずのエネルギー(音)が室内側に溜まる事で、いわゆる反響音を生み出します。
防音室の広さや形状にもよりますが、適切な音響設計なくしては演奏に支障が出てしまう事があります。
当物件では「調音パネルTCH」を壁に追加する事で、音が吸われ過ぎずスッキリとした演奏空間を実現しています。

壁に配置された調音パネルTCH(計5枚)がピアノに最適な音響空間を演出します。フローリングはヤマハ純正のホワイト色。
新築住宅の場合はエアコン取付が容易です。マンションとは違って配管穴比較的自由に開けられるためです。
(左)廊下側のドア。(右)クローゼットへのドア。いずれもヤマハ防音ドアです。
クローゼットの内側から撮影したところです。元々のクローゼット建具は外し、防音ドアとの一体感を出しています。
廊下から防音室に入室する敷居部分です。防音室は床厚があるため廊下よりも多少床が上がります。
(左)廊下側から見た、防音ドア施工中の写真です。元々のドアを解体して開口部をずらす等の加工を行います。(右)完成後。右上は換気扇のフードです。

その他の施工事例は施工事例集にて紹介しております。