アビテックスフリータイプ施工事例 DAW/DTMに最適な高遮音空間(6.0畳 / Dr-40 / 戸建て)

遮音性能Dr-40(防音室単体)
天井高2,104mm(低壁高)
開口部ドア×1
建物条件新築戸建(木造)納戸6.5帖
広さ6.0畳
音響ベーシック音場(天井吸音のみ)
基本色ホワイト
用途バンド演奏、音楽制作

新築工事の場合、ハウスメーカー様とのリレーションにより防音室設置を前提とした設計をお願いする場合があります。
当物件では新築後に無駄な解体工事等を行わず、シンプルに防音室だけを設置できるようハウスメーカー様にご協力頂き、ドア・フローリング・壁クロス等の「防音室設置によって要らなくなるもの」をあらかじめ取付けない事で、施主様のご負担を最小限としました。
深夜のミキシング/マスタリング作業やギターアンプでのレコーディングを前提とした設計のため、遮音性能は防音室単体でDr-40としていますが、建物側へのボード増張り等も行っているので建物自体の総合遮音性能は高くなっています。

防音ドアと換気扇。防音ドア自体の遮音性能はDr-35ですが木製ドアでは業界最高水準。総合遮音性能ではDr-40が確保されています。
天井には事務所等で使用される「逆富士LED灯」を使用。調光・調色機能があるため、電球色にするなど気分に応じて雰囲気を変える事ができます。
DAWデスクを設置する凹み部分。壁にはあとから吸音材等を設置されるようです。
フローリングは建物全体で使用されているものを使用。12ミリ厚のものであればほとんどのものが使用可能です。
(左)防音ドア取付前(右)防音ドア取付後。あらかじめドアの位置に開口部を設けて頂いたので、解体等は一切行っていません。
ドア枠(額縁)は通常のものと比べると奥行が大きくなっていますが「建物側の壁」「空気層(すき間)」「防音室の壁」を枠全体で隠してしまう事で、廊下側とシームレスになるようにしています。

その他の施工事例は施工事例集にて紹介しております。